秋の夜長というものの、朝晩冷え込む日も増えて、冷え性にとってはつら~い季節がやってきました。
お風呂に入ってさあ寝ましょ!といざ布団にはいっても、足先が冷たくてなかなか眠れない・・・
日に干した布団ならば、ほかほかで気持ちよく快眠できそうだが、ワーキングマザーにとってそんな暇はなし。> そんなときにオススメなのが、布団乾燥機の活用です。
そもそも、日本で初めてふとん乾燥機が発売されたのが1977年。
三菱電機が発売しましたが、37年前たった今花粉症やpm2.5など自然環境の変化によって外に布団を干せない現状もあり、ますます需要がのびているとか。
冷え性の人は寝つきが悪いのは本当?
答えはYES。冷え性と睡眠、実は深く関係しています。人間の体温は、朝の起床前が最も低く、その後、時間とともに上昇。夜になると、今度は体温が下がってきて、眠くなるというサイクルです。何故?夜になると体温が下がるのか?
人間は、体温を下げることによって、基礎代謝を抑え脳を休ませているのです。
冷え性の人は、”うまく体温を下げれない” ”冷えを感じやすい”
冷え性の人は、うまく体温を下げれません。何故かというと、体温を下げる仕組みと関係してきます。
体温を下げるには、血管を拡張させ、血液を皮膚の表面に集め、放熱します。
熱を放出することで、体温を下げているのです。冷え性の人はというと、血液の循環が悪くなっているので 皮膚からの放熱がうまくできないのです。ですから、冷え性の人は、夜になっても体温が下がりにくいので 寝付きにくい状態にあります。
さらに、冷え性の人は冷えを感じやすいわけなので寒くて眠れない、ということもあります。
心地よい安眠を得るためには、冷え性の改善が大事です。
蒸れた布団は冷えの温床、湿気コントロールで快眠せよ!
湿気を含んだ布団は、就寝中に体を冷やしてしまいます。
人間は就寝中にコップ1杯から2杯の汗をかきます。
暑い夏場では、一晩に1リットルもの汗をかくともいわれています。
自然、敷布団は汗を吸収し蒸れることとなります。敷布団に吸収された汗が
次の晩まで蒸発し切らない場合は、湿気を含んだ冷たい布団で就寝する
こととなってしまいます。これが思いの他体を冷やすこととなるのです。
布団乾燥機を使用すると・・
布団乾燥機は、なにも梅雨時の布団干しの代わりにするだけではないのです。温風が入りますよね。そうすると、冷え性ではない方でも温かい布団で眠れますし、冷え性の方にはとても効果的に使えます。かなりの温度の風を送風しますので、本当に10分経たないくらいで、ほかほかになります。軽度の冷え性の方ですと、少し冷風を通してからの方が良いでしょうし、重度の冷え性であれば、就寝の直前に布団乾燥機を使っておくことで、冷えで眠れないということもなくなります。
これをするだけで末端の手先や足先も温かくて、冷え性改善には役立つものですよ。その他の効果もありますので、使い勝手の良いアイテムだと思います。電気代の気になる方は、時間の調節をして下さい。直前に使うなら5分くらいでも、かなり温かくなりますよ。天日干しをしたように温かく眠れますので、翌朝の体の冷え対策にはとても活用できるものですね。
寝具の清潔感も保たれる
寝具は清潔にしておかないといけないですね。じめっとしている布団で寝ると何だか寒々しい感じもしますので、本当は天日に当てて布団を干しておくと良いのですが、忙しく働いて居るとそんな時間も取れないことがあります。手っ取り早く寝具を清潔にして、しかも温かくしながら寝るのであれば、布団乾燥機が一番便利ですよね。
梅雨のない地域なら構いませんが、そうではない地域では布団干しを出来ない状況もあります。寝ているときにはコップ1杯程度の汗をかきますから、寝具にその汗が染みこんでいきます。じめじめしていると体を冷やしてしまいますので、冷え性の方には、この対策をしなくてはいけないと思うんです。
一人暮らしだと、布団を干したまま外出するのも気になってしまいますよね。布団乾燥機だと寝具の位置はそのままで、セットするだけで良いという手軽さがあります。乾燥して汗の湿った感じもなくなりますし、なにより暖かい布団で寝ることで冷え性対策になっていくんですよね。
まとめ ほかほか安眠の大敵は湿気!
秋冬は乾燥の季節と思いきや、湿気を含んだ布団は冷え性のもと。
室内の加湿とは別に、湿気を含んだベッド・敷布団は通気性をよくするなど
乾燥対処が必要です。
部屋の温度だけではなく、布団対策されてみてはいかがでしょうか?
今年は、マットとホース不要の布団乾燥機も発売されています!
(象印 スマートドライ RF-AA20 )
http://www.zojirushi.co.jp/syohin/coverlet-dryer/rfaa/index.html
最近はベッドを使う家庭も増えていますので、ベッドのマットレスを乾燥することもできるように改良されていますし、機種によっては、衣類や靴の乾燥も可能です。
いつでもふかふかの布団で快眠できるなんて最高ですね!
長行司 季子(睡眠改善インストラクター)
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