季節の変わり目の肌トラブル解消!睡眠の質を整えよう

だんだん寒くなり、冷たい風が肌をビシーっと走っていきますね。
 
 
そんな時に困るのが、肌の乾燥ではないでしょうか?
 
 
日中出かけて、肌がカサカサ! 夜たっぷり保湿したのに、潤いがない! なんて人もいるかもしれません。
 
 
皆さん、睡眠はしっかり取れていますか?
 
長い時間とっている!と優秀な方もいるかも知れませんが、睡眠の質はどうでしょう。
 
赤ちゃんのようなお肌のハリツヤには、質が重要になってきます。
高い化粧品より、睡眠の方が肌にとって良いこともあるのです。
 
 
今回は、そんな肌に潤いを取り戻したい方にオススメ!
睡眠の質を整える方法をお伝えします。
 
 
 
 

肌トラブルの原因は、ターンオーバーの乱れ

 
 
・ニキビが増えた
・シワが目立つ
・潤いがない
・くすんで見える
・むくんでいる
・クマが目立つ
 
年齢を重ねるとだんだん不安になってくる、肌トラブル。
 
何故、肌トラブルが起きてしまうのでしょう。
 
実は、肌代謝(ターンオーバー)が乱れるからなんです。
 
健康な肌は28日周期で新しい肌に生まれ変わります。
 
ですが、この周期が遅れると、古い角質が残ったまま肌の表面が固くなることに!
 
これが、肌が汚くなる原因になってしまいます。
 
 

「成長ホルモン」で肌美人を目指そう

 
 
そんな問題を解決してくれるのが、睡眠中に分泌される「成長ホルモン」です。
 
成長ホルモンは、
 
・細胞の修復
・成長期の骨の発育を促す
・疲労の回復
 
体にとってはありがたい効能を発揮してくれる存在。
 
ですが、睡眠不足だともちろん分泌は少なくなります。
さらに、30歳を過ぎると成長ホルモンの分泌が少なくなっていくことも明らかになっています。
 
 
「肌にいいから」とビタミンを摂取するなど食事を見直したり、高い基礎化粧品を使っている人もいるはず。
 
ですが、食事より先に睡眠を見直すとコストパフォーマンスにもつながりますよ。
 
 
 
 

「お肌のゴールデンタイム」はもう古い!?眠りはじめの90分が大切

 
 
「お肌のゴールデンタイム」。聞いたことがある方も多いでしょう。
 
成長ホルモンの分泌がもっとも多くなる時間帯が、午後10時〜午前2時の間と言われ、この時間をお肌のゴールデンタイムと呼びますね。
 
ですが、今はその知識も古いのです。
 
睡眠の鍵を握るのは、眠りはじめの90分なんです!
 
 
人の眠りは、脳も体も眠っている状態「ノンレム睡眠」と、脳は起きていて、身体が眠っている睡眠を「レム睡眠」を繰り返しています。
 
このセットが繰り返す周期は約90分程度で、一晩の眠りで4〜5回繰り返します。
 
そして、最も深いレム睡眠が訪れるのは、眠りはじめの90分。
 
成長ホルモンの分泌量は、この最初のレム睡眠時に多くなることがわかっています。
 
つまり、就寝するのが何時であろうとも、眠りはじめの約90分間に、ぐっすりと眠れるかどうかがとても大切になるのです。
 
 

睡眠の質を整える6選!

 
睡眠の質を整えることの重要性がお分かりいただけたでしょう。
 
では具体的にどのようなことをすれば、効果的なのか知りたくはないですか?
 
今回は6つお伝えします!
 
 

⑴セロトニン活性化のために太陽の光を浴びよう!

 
 
「セロトニン」をご存知でしょうか?
 
セロトニンは、心と体を元気にする脳内の物質。
さらに、身体を動かす脳内神経のさまざまな活動をコントロールしてくれます。
 
 
ですが、弱ってしまうと・・・
 
・顔にしまりがない
・眠そうな印象を与える
・明るい肌ではなくなる
 
つまり・・・肌トラブルが発生し、老けて見えてしまいます!
 
 
セロトニンは、睡眠にとっても大切な物質といえますね。
 
 

増やすためには、1万ルクスである太陽の光を浴びましょう。

セロトニンの活性には、2500ルクス以上の照度が必要。
室内の照明、700ルクスは弱すぎます。
 
ですが、強い光を浴びすぎるとセロトニンが疲れて減ってしまい、逆効果になるので要注意しましょう。
 
朝、5〜10分浴びるだけでも効果があるので、習慣にしてみるといいですね。
 
 
 
#太陽と同じ照度の目覚し時計を見る
 
 

⑵肌触りのいいパジャマや寝具で眠りの質をあげる

 
寝るとき、どんな格好をしていますか?
 
学生時代の時に着ていたジャージ、スウェット、Tシャツ・・・簡単に済ませていませんか?
 
冬になると、裏起毛の分厚い生地の洋服を着ている人もいるでしょう。
 
しかし、これらは安眠の妨げになっています!
 
 
人は、睡眠中も思っている以上に汗をかいているからです。
 
呼吸による水分の放出を含めて、ペットボトル1本分の約500ml、多いときには1リットルも水分が失われてしまいます。
起きると体はカラカラに乾いているのです。
 
体が蒸れて寝苦しくなったり、汗が冷えて寝冷えしたりするので、汗を吸わないものは避けましょう。
化学繊維が混ざっている布などが当てはまります。
 
また、スウェットのようにウエストや足首に分厚いリブがあると、身体を締め付けてしまいます。
 
寝返りの邪魔になるフード付きも、首に負担をかけるのでオススメできません。
 
 
・汗を吸う天然素材100%のもの
・身体を締め付けないゆったりしたサイズ
・寝返りの邪魔になる装飾がない
 
などを意識して選んでみましょう。
 
最近では、GUなどでも安く手に入れることができるので、すぐ始めることができますよ。
 
 
 

⑶暖房を避け、加湿器を使おう

 
 
冬場になると部屋が寒くなり、エアコンの暖房をつけて眠っていることもありますね。
また、電気毛布などを使っていますという方もいるはず。
 
ところが、肌の乾燥は暖房器具で起きてしまいます。
なるべく使いすぎないように心がけましょう。
 

汗が刺激となり、体温が上がると肌が乾燥してきます。

かゆみも増すので、部屋が高温にならないように注意してくださいね。
 
それでも寒さには敵わない場合は、加湿器などで加湿をしましょう。
 
また、濡れた洗濯物を室内に干すことでも効果が得られますよ。
 
 
 
 

⑷掛け布団は重量が軽い素材を

 
 
睡眠の質を高めるために、布団も見直してみましょう。
 
冬場は寒さ対策で、毛布や掛け布団をたくさん被って寝ていませんか?
 
確かに温かいですが、寝ている間に体温で、布団の中の温度が上昇。
暑苦しくなって、眠りの妨げになってしまいます。
 
また、重い掛け布団では身体が圧迫されて、血のめぐりが低下します。
 
重量が軽い素材を選ぶ工夫をしてみてください。
 
 
 

⑸敷布団は体圧分散が優れているもの、寝心地の良いもの

 
 
さらに、柔らかすぎる敷布団は避けましょう。
 
お尻が沈んで、体がVの字になり、寝返りを打つことも難しくなってきます。
 
 
寝返りは、圧迫されてた部分の血液やリンパ液などの循環を促してくれます。 
また、体温の上がりすぎを抑えてくれる、人間には欠かせない行動なのです。
 
体圧分散が優れているもの、寝心地の良いものを選んでみるといいですね。
 
 
 

⑹アロマを取り入れ、香りの力でリラックス

アロマなど香りの力は、脳や身体をリラックスさせてくれます。
 
リラックスしているときに働く副交感神経の働きがいいと、気持ちよく眠ることができます。
 
心地よい香りで心と体を緩めることができれば、身体がリラックスしていきますね。
 
ニキビなど肌トラブルに効果的なアロマもあるので、色んな香りをお店などで試してみましょう。
 
ですが、いくら安眠に効果的な香りでも、自分が心地良いと思えなければ効果も薄まってしまいます。
 
ぜひ、自分にピッタリの香りを見つけてくださいね。
 
 

まとめ

 
冬場は、寒さや乾燥で肌トラブルが多くなる季節。
 
これを機会に、睡眠の質を整えてみませんか?
 
日常のちょっとした変化が、生活をグッと良くしてくれますよ。
 
ぜひ、睡眠の質を高めて綺麗で若々しい肌を手に入れてくださいね♫
 
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丸山 晴美(睡眠改善インストラクター)

丸山 晴美(睡眠改善インストラクター)

活動計で毎朝自分の睡眠の質を確認するのが趣味です。

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睡眠改善インストラクター竹田著書

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