簡単ダイエットにも!?立ち姿も引き締まる?「朝日を浴びるだけ」の美容メソッド

木漏れ日

「朝起きてから太陽の光を浴びるといい」
なんてスリープハックを耳にしたことのある方は多いと思います。

とはいえ、「どんな風にいいのか」を具体的に挙げられる方は実は少ない。

意識して自分の生活を振り返ってはじめて
毎日の生活で、いかに太陽の光を浴びていなかったのか
そんな事実に気づく方が多いようです。

ダイエットにチャレンジしているけどなかなか痩せない…
食べてはダメだとわかっていても食欲が抑えられない…
ふと鏡を見ると、シルエットがたるんでいることに気づいてしまった…
最近お肌のハリがいまいち…

そんな悩みをお持ちの方にはぜひ
「朝日を浴びるだけ」の美容メソッド、おすすめです!

本日は、朝日を浴びると美容面でどのようなメリットがあるのかご紹介します。

体内時計がリセットされ、身体のリズムが整う

時計イメージ

体内時計は体温、血圧、ホルモン分泌など
さまざまな生体リズムを調節しています。

その生体リズムを調節する体内時計がズレると
心身が不調になり、不眠になりやすく
心にも身体にも、疲労やストレスが蓄積していきます。

だからこそ、体内時計をリセットすることが大切!

そのズレた体内時計をリセットするのが
「朝、目から光を浴びる」という行為なのです。

実際に生活を営んでいる時間と体内時計のズレをなくすことで
身体のリズムが整い
朝は快活に、夜はリラックスした生活を送れるようになります。

幸せホルモン「セロトニン」がたくさん作られる

誰だって、毎日幸せに過ごしたい。

心と体を元気にする脳内物質「セロトニン」のこと、ご存知ですか?

この「セロトニン」は元気の源!

気持ちを明るくしたり、やる気を高めたり
ストレスによるイライラを抑えたりなど
心のバランスを整える作用もあり
別名「幸せホルモン」とも呼ばれています。

朝日を浴びると、この幸せホルモン「セロトニン」が
脳の中にたっぷり分泌されるんですよ。

ここではこの「セロトニン」の働きについて
代表的なものをご紹介します。

大脳皮質へ作用し、朝からスッキリ爽快

想像してみてください。

朝のしっとりと澄んだ空気
吹き抜ける爽やかな風
天を仰ぐと抜けるような青空…

青空

「よし、今日も頑張ろう!」

天気のいい日に空を仰いで
気持ちの良い朝のスタートを切った記憶のある方は
多くいらっしゃるのではないでしょうか?

朝日を浴びると脳内に分泌される「セロトニン」は
大脳皮質へ働きかけ
すっきり爽快感のある最適な覚醒をもたらします。

大脳辺縁系へ作用し、ハッピーな気持ち

最近イライラする
集中力が続かない
ネガティブな気持ちが拭えない…
心のバランスが保てないとストレスもどんどんたまります。

そんな時こそ朝日を浴びて作られる「セロトニン」の出番です!

「セロトニン」には過剰な興奮や不安をおさえて
心を安定させる働きがあります。

リラックス

逆にセロトニンが不足していると
イライラしやすくなったり
うつ病などの精神疾患になりやすいともいわれています。

日照時間の短い冬は、落ち込みやすくなる人も多く
日照時間と自殺率には相関関係があるのではないかとの
研究論文も散見されています。

お日様の光、すごい。

抗重力筋に働きかけ、立ち姿が美しく

意外と知られていない筋肉「抗重力筋」。

筋肉というと、運動など体を動かしているときに働くイメージですが
この「抗重力筋」はそうではなく
重力に抗って姿勢を保っている筋肉
つまり無意識のうちに姿勢を支えている筋肉です。

抗重力筋は顔から足に至るまで全身にありますが
幸せホルモンのセロトニンは、その抗重力筋を活性化させます。

つまり、しっかり朝日を浴びてセロトニンを分泌させると
無意識の内に背筋が伸び、目もぱっちりと開き
美しい立ち姿を身につけることができるのです。

立ち姿

ちなみに、夜、眠くなるとまぶたが落ちたり
口が開いていてよだれが出たりしませんか?

眠い時というのは、セロトニンの分泌が止まっています。
セロトニンがどれだけ抗重力筋に働きかけているかは
眠い時にわかるのかもしれません。

眠りを誘う「メラトニン」で質の高い睡眠が手に入る

朝日を浴びると爽快な覚醒をもたらす「セロトニン」が分泌されるのに対し
眠りを誘う脳内物質「メラトニン」は朝日を浴びるとストップします。

メラトニンの分泌が止まれば、それ以上眠気が増すことはありません。

覚醒の「セロトニン」が増え、眠りの「メラトニン」が減ることで
身体は一日の活動モードに切り替わるのです。

そしてなんと「メラトニン」の原料は「セロトニン」なのです。

その日の朝分泌し、人を快活にしてくれる「セロトニン」は
分泌されたその14~16時間後、眠りをもたらす「メラトニン」に変わるのです。

朝から太陽の光を浴びて「セロトニン」をたっぷり分泌させておくと
その日の夜はたっぷりの「メラトニン」が作られる、ということです。

「メラトニン」がたっぷり出る夜の眠りはグッスリです。

ねむい

朝日を浴びることは、その晩の睡眠の質を上げるのに一役買っているのです。

寝ると痩せる、寝なければ太る

肥満の原因は食べ過ぎだけではありません。
「睡眠不足が肥満をもたらす」という研究結果もあります。

たとえば32歳~59歳の男女8000名を対象にした
コロンビア大学の疫学調査によると
7~9時間寝ている(ある程度睡眠時間がとれている)人たちを基準に
睡眠時間5時間の人たちは肥満率が50%高く
4時間以下のグループになると75%も肥満率が高いという結果が出ました。

睡眠と肥満の関係は学術分野においても
国際的に注目されているようです。

肥満体

それではなぜ、寝ないと太るのか。

それは、睡眠という活動の本質が
エネルギー消費を伴うものだからです。

昔は睡眠時の代謝量は基礎代謝よりも低いといわれていましたが
最近では同程度であることが分かっています。
つまり毎日規則正しく睡眠をとるだけで
基礎代謝分のカロリーをしっかり消費できるのです。

ところが睡眠不足だとそのエネルギー消費が抑えられ
糖質をエネルギーとして消費できず
脂肪として溜め込んでしまうことになるため
太りやすくなってしまうのです。

一方、「寝ると痩せる」にも根拠があります。

ポイントは睡眠中に分泌される「成長ホルモン」。

成長ホルモンは、骨格や筋肉を発達させたり
脂肪を燃焼したりなど、ダイエットにおいて強い味方です。

くびれ

逆に成長ホルモンが欠乏すると、体脂肪は増え、筋肉は減り
ウエスト/ヒップ比が標準より大きくなる…腰のくびれがなくなります。

成長ホルモンのほとんどが夜間の睡眠中に分泌されることを思うと
「寝ない」という選択肢、怖くて選べなくなりませんか?

なお、成長ホルモンの分泌については
睡眠中のうちでも、最初の90分間にしっかり深く眠れるかが勝負です。

睡眠の質を上げ、痩せるためにも

 朝日を浴びる
  →朝セロトニンをしっかり出す
  →夜メラトニンがたっぷり出る
   →よ~く眠れる
    →成長ホルモンがしっかり出る

というのは日頃から大切にしたいサイクルです。

寝ると美肌になる

さて、「寝ると痩せる」のカギは
「成長ホルモン」にあることを述べましたが
実はこの「成長ホルモン」
痩せるだけでなく、美肌の面からも大切にしたいホルモンです。

ターンオーバー促進には寝るのが大切

すこやかで美しい肌を手に入れるには
肌の新陳代謝、いわゆるターンオーバーを促進させること。

肌の細胞は睡眠中に細胞分裂を行い、再生します。

そしてこの肌の細胞分裂・再生も
成長ホルモンの分泌により促進されます。

眠らなければ、美肌のための細胞づくりがストップしてしまいます。

また不規則な生活を続け生体リズムが乱れると
免疫力の低下や自律神経の乱れなどの原因につながり
肌にも様々なトラブルが生じてしまいます。

美肌のためにも

 朝日を浴びる
  →朝セロトニンをしっかり出す
  →夜メラトニンがたっぷり出る
   →よ~く眠れる
    →成長ホルモンがしっかり出る

というサイクル、日常の中に確立したいですね。

「大自然のリズム」と「文明の時間」によるギャップ

太古の昔、人は朝日とともに目覚め、活動を開始し
夕日が沈むと一日の終わりを迎えて休む――
太陽とともに生活をしていました。

夏は日の出が早く、日の入りが遅い。
冬は日の出が遅く、日の入りも早い。
いずれにせよ、人は日の出とともに起き、日の入りとともに休む。

その時代、大自然のリズムと体内時計は近しい関係にあったはずです。

産業革命イメージ

ところが産業革命が起き、技術革新によって工業や鉄道が発達しました。
電気が実用化され、日が沈んでも生活が続けられるようになりました。
産業革命によって人々の生活は豊かになりましたが
それは同時に、人間の生活と自然の分断を引き起こしてくことになります。

日の出/日の入と太陽のリズムを中心に生活していたのが
文明社会では時計が刻む時間を基準に人々は毎日を営むことになります。

現在の私達の生活も「時計」を基準にしていることが多いかと思います。

日の出に合わせて起きる生活よりも
毎朝決めた起床時刻に狙いを定めて起きる生活をしている方が大半です。

「朝起きられなくて困っている」人は
「決めた時間に起きられなくて困っている」とも言えます。

寝坊してもうた

冬場に朝日と共に目覚めたくてもそもそもの起床時刻が、日の出時刻よりも早く朝日を浴びられずにいる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

冬の朝や雨の日にも朝日を浴びられる裏技

自然のリズムを無視し、時計の刻む時間を中心に進む生活。
文明の進化は、私達と自然を分断したのでしょうか。

いいえ、そうとも言い切れません。
なぜならば、科学が発展したことにより
私達は冬の朝や雨の日にも、朝日を浴びられるツールが登場したのです。

inti4日の出

それが、光目覚まし時計inti4(インティ4)。

日の出時刻を自分でコントロールすることはできませんが
科学の発展、文明の進化のおかげで
起床時刻に合わせて朝日並みの光を浴びることは可能になりました。

LEDライトを用い、起床時間に合わせて
朝日と同等の最大20,000ルクスの光を照射します。

しかも、起床時刻にビカッといきなり光るのではなく
日の出のように徐々に明るくなり、快適な目覚めを促します。

inti4朝日並みの光だって

LEDライトなので紫外線もなく
美肌を目指す方にはより一層安心してお使いいただけます。

季節や天候に左右されず
冬の朝も、雨の日でも、
決めた時間に朝日を浴びられます。

毎朝太陽の光と共に目覚める生活。

ダイエットや美肌、ピシッと引き締まった立ち姿など
太陽の光がもたらす恩恵を生活の中に取り入れてみませんか?

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村上あすか(睡眠改善インストラクター)

村上あすか(睡眠改善インストラクター)

眠りと身体と心の関連性にアンテナ立ててます。 『月刊タウン情報クマモト』にて睡眠コラムを執筆中。

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睡眠改善インストラクター竹田著書

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