「Sleep Meister」(スリープ マイスター)睡眠アプリを検証してみた

sleep meister アイキャッチ

写真:AppStore「Sleep Meister」ページより

睡眠改善インストラクターの竹田です。

新生活には慣れましたか?

ビジネスマンにとって
日中のパフォーマンスを上げるために
タイムマネジメントは重要です。

タイムマネジメントのキモとなるのは〝睡眠〟。

睡眠不足では、判断力が鈍ってしまい
1日の行動に大きな影響を及ぼしてしまうため
睡眠をしっかりと管理・見直すことをおすすめします。

今回は初めての人でも使いやすく
しかも効果ありと噂の睡眠・目覚ましアプリを紹介します。

渡辺直美さんも愛用していることで
一躍人気アプリの仲間入りをした「Sleep Meister」(スリープマイスター)
その実力はいかに。

早速検証してみましょう。

sleep meister 画面イメージ

写真:AppStore「Sleep Meister」ページより

睡眠アプリ基本情報

アプリ名Sleep Meister – 睡眠サイクルアラームLite
価格(税別)無料
開発Naoya Araki
容量24.6 MB
対応OSappstore
※Android 未対応

「Sleep Meister」(スリープマイスター) 口コミ・評価について

公平に判断するため、公式サイトではなくAppストアのレビューを確認しました。

Sleep Meister review

5段階中、4.5とかなりの高評価です。
評価数約10万件という数値は、大人気アプリと言えるでしょう。

レビューを見ていて下記のような点について言及が多いように感じました。

・秀逸、凄い!
・とても使いやすい
・頼りになる、なくてはならない存在
・スッキリ起きられる
・無料でいびきや寝言確認が便利

ネガティブなレビューがほとんどなく
〝幸せ〟な気持ちが伝わるコメントが非常に多い
です。

ちなみに、最新のアプリランキングでも上位に顔を出しています。

睡眠時間・睡眠の質を記録するアプリランキング 

第1位(2019年4月24日更新版)

Sleep Meister Ranking1位

「Appliv」サイトより

最新・無料ヘルスケア/フィットネス人気アプリランキング

TOP200 第4位 (2019年4月24日更新版)

Sleep Meiseter fitness Ranking 4位(200中)

「Boom App」サイトより

 

「Sleep Meister」(スリープマイスター)を睡眠改善インストラクターが検証

 

使い方は、とても簡単です。

アプリを起動させる
 ↓
起床時間をセットする
 ↓
STARTボタンを押す

見た目もわかりやすく、初めてでもすぐに使えるでしょう。

Sleep Meister アラーム:時刻選択 〈時刻選択〉Sleep Meister アラーム:睡眠時間 〈睡眠時間〉

アラームタイプは、時刻選択睡眠時間の選択をできます。

Sleep Meister アラーム

アラームタイプを「時刻選択」にした場合
最大30分前から設定時刻までに最も眠りの浅いタイミングでアラームが鳴る「睡眠サイクルモード」と
設置時刻にアラームが鳴る「設定時刻モード」の2つからアラームの鳴動をチョイスできます。

「睡眠サイクルモード」は、アラームサイクルを10分・15分・20分・30分から選びます。

アラームタイプを「睡眠時間」にした場合
設定した睡眠時間の経過、眠りの浅いタイミングでアラームが鳴ります。

Sleep Meister アラーム:設定

そのほかにも、音楽やスヌーズ機能なども
「設定」から自分の好みに合わせて選びます。

「予備スヌーズ機能」は、アラームを停止後に
一定量の体動が検出されなかった場合、もう一度アラームを鳴らしてくれます。

「Sleep Meister」(スリープマイスター)ならではの、予備の予備!?のような安心機能。

絶対寝坊ができない人には、おすすめの機能です。

Sleep Meister端末の向き案内

寝具にセットする際、端末の向きはどちらでもOKです。

Sleep Meister停止方法

起床後は、スライダーを右へスライドさせて計測を停止します。

押すだけで止まるアプリもありますが
「Sleep Meister」(スリープマイスター)はスライドさせるため
寝ぼけているとうまくスライドできなかったりするので、慣れが必要です。

それでは、データを見てみましょう。

Sleep Meister data

『グラフ』では、日々の睡眠データを確認できます。

就床時刻、入眠時刻、鳴動時刻、起床時刻、就床時間、
睡眠時間、覚醒時間、入眠潜時、中途覚醒、スヌーズ、睡眠効率
11種類を表示。

就床時刻:ベッドに入った時刻(計測を開始した時刻)
入眠時刻:眠りに落ちた時刻
鳴動時刻:最初のアラームが鳴った時刻
起床時刻:眠りから覚めた時刻(計測を停止した時刻)
就床時間:ベッドへ入っていた時間
睡眠時間:眠りに落ちていた時間
覚醒時間:眠りから覚めていた時間
入眠潜時:ベッドへ入ってから眠りに落ちるまでの時間
中途覚醒:アラームによる起床を除く、睡眠途中での目覚め
スヌーズ:二度寝防止機能
睡眠効率:睡眠時間÷就床時間×100(%)

「寝る」行為にも、いろいろな種類の時刻があるんだと感心してしまいます。

また可視化することで
ベッドに入った時間が必ずしも寝入った時間ではないことが
良くわかります。

睡眠効率があまり良くないと感じたときは
就床時刻と入眠時刻の関係や覚醒時間など参考にできます。

睡眠の質を向上させるためのヒントとなるデータが色々あるのも嬉しいアプリです。

また、メモ・行動・寝言なども入力できるので、睡眠管理として重宝します。

Sleep Meister dataSleep Meister dataSleep Meister data

他にも、『リスト』『統計』から、自分の睡眠をデータで確認することができます。

「Sleep Meister」(スリープマイスター)は
色使いもあってか、とても見やすいと思います。

『リスト』からは、朝のスタートがずれていないか(起床時間のズレ)
『統計』からは、五角形が極端に崩れていないかなど
視覚的に確認できるところがとても便利です。

浅い眠りを狙ってスッキリ起床!

人の睡眠は大きく分けてレム睡眠とノンレム睡眠の二つに分けられます。
眠りにつくと、まず睡眠段階1~4のノンレム睡眠が現れ
次にレム睡眠へと移行します。

人は一晩で平均90分周期でこれを繰り返していると言われています。

「Sleep Meister」(スリープマイスター)は、この90分周期に注目。

浅い睡眠時にアラームを鳴らして快適な目覚めを提供する
睡眠サイクルの機能を備えた目覚ましアプリということになります。

そのため、計測表示も非常に細かい設定ができます。

センサー感度は
「最も弱い・かなり弱い・弱い・やや弱い・普通・やや強い・強い・かなり強い・最も強い」
の9種類のうちから選択可能。

色々試しながら微調整できるので
より自分に合った感度を見つけることができます。

アプリ評価が高いのには
初心者でもわかりやすい使いやすさはもちろん
しっかり起きれる(起こしてくれる)という効果を感じられる睡眠アプリだからなのでしょう。

使うべし!無料の寝言(物音)録音機能

このアプリの話題といえば、寝言(物音)録音機能です。

Sleep Meister recSleep Meister rec

アラーム設定のマイクマークをタップ
 →寝言(物音)画面で
録音をONにしたり、感度・品質などを好みに設定します。

寝言の他にも、いびき、歯ぎしりなど
睡眠障害が潜んでいるかもしれない音を確認できるかもしれません。

渡辺直美さんは、この機能で無呼吸症候群であることを確認できたとか。

残念ながら、僕は未だ録音されたことがないのですが
常に録音をONにしているのでいつか聞けるかもしれません。

検証結果

「Sleep Meister」(スリープマイスター)のここが良い

とにかく使いやすい、わかりやすい!
なんといっても、睡眠・目覚ましアプリ初心者でも
簡単な使いやすさが特徴でしょう。
アプリ設定が苦手…というスマホ音痴でも操作しやすく
さらに、使ってみると
「あら、本当に起きれた!」という効果も実証。
睡眠管理のためのデータも見やすく
バランスのとれた睡眠・目覚ましアプリと言えるでしょう。

「Sleep Meister」(スリープマイスター)のここが残念

情報(公式サイト)がない
公式サイトが見当たらなかったので
設定などを確認するためにはアプリ内で探す必要がありました。
睡眠に関する情報や使い方を調べたりするためにも
公式サイトに期待します!

それと、広告バナーが時々鬱陶しく感じます…

睡眠改善インストラクターによる総合評価

★★★☆☆]  

Sleep Meister(スリープマイスター)は
睡眠時間や質について最低限のデータが取れ
可もなく不可もないアプリという印象ですが
初めて睡眠アプリを使う人には使いやすいと思います!

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竹田 浩一(睡眠改善インストラクター)

竹田 浩一(睡眠改善インストラクター)

幼少期から睡眠障害で悩み、様々な策を講じ28歳で克服。現在は朝5時起床夜10時就寝という生活を送る。TBS「マツコの知らない世界」に目覚まし時計と睡眠の専門家として出演。また学校や企業で睡眠講座を行うなど睡眠改善の啓蒙活動を続ける。

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