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朝、起きたい時間に起きられない人は、ただ「だらしのない人」と思われがちだが、
実は大変危険な病気の可能性を秘めています。

自分がそうだという人も、周りにそういう人がいる人も、こちらで一度確認してみてはどうだろうか。

こんな症状が当てはまる人は、病気の可能性が高いかも!?

 

早く寝ようと思っても夜中にならないと眠れず、朝は目覚まし時計をいくつ用意しても起きられない。

起きる意思は強いのに、社会生活を送るために必要な時刻に起床できない。

どれだけ寝ても、寝た気がせずに、朝目覚めても身体中がだるくて起きられない。

起きられないせいで大事な約束に何度も遅刻をしてしまう。

朝起きられないだけでなく、日中も眠くて眠くてしょうがない。

 

起きられない人は「睡眠相後退症候群」の可能性あり!?

夜眠くならず、眠るのが遅くなってしまい、朝起きることが出来ない
という人は、「睡眠相後退症候群」という病気かもしれません。

「睡眠相後退症候群」とは

睡眠相後退症候群(すいみんそうこうたいしょうこうぐん、Delayed sleep-phase syndrome; DSPS)、または睡眠相後退障害 (delayed sleep-phase disorder) は、慢性的な睡眠のタイミングに関する障害(概日リズム睡眠障害)のひとつである
出典:睡眠相後退症候群-Wikipedia

要は、体内時計のリズムがどんどん後ろにずれてしまい、昼夜逆転してしまっているのである。

夜に活動的になり、22時ごろには頭が冴えており、夜中の3時4時まで眠れない。
そして朝の6時や7時には起きれるはずもなく、気がついたら12時という生活リズムが普通になっている状態です。

私達は脳や身体に「体内時計(概日リズムと言われる)」を持ち合わせているが、地球の24時間周期とはズレが有り、24時間よりも長い時計を持っています。

睡眠相後退症候群の症状や発症時期

実は若い世代に多く見られる病気です!
10〜20代に多く、長期休暇後の学生や受験勉強をする学生に多いようです。

夏休みに昼夜逆転生活を続けてしまっていたり、勉強のためにいつも夜遅くまで起きていることが、睡眠相後退症候群という病気の発症原因と言われています。

体内時計(概日リズム)とは

生物時計とは、生物が生まれつきそなえていると思われる、時間を測定するしくみのことである。(中略)
ただし生物の体内の日周リズム機構は正確に24時間周期で動いているわけではない。(多くの場合)少しづつ遅れる方向にズレている。(中略)
自然界に生きている生物は、日照の有無による明暗、昼・夜があるので、それを用いて生物時計のずれを補正している。
出典:生物時計-wikipedia

少しずつずれていく体内時計を整える4つの方法

1.朝起きたら太陽の光を必ず5分以上浴びる
高照度光療法という治療法もある。
2.朝起きた時に、コップ一杯分の水を飲む
起きた時の胃は空っぽな状態。その胃に水を送り込むことで、「朝が来た。朝食を食べる時間だ。」と身体に合図をだすことで、身体の体内時計がリセットされると言われています。
3.朝食は必ず摂るようにする
2と同様。しっかりと朝食を摂ることで、身体の体内時計がリセットされる。英語のBreakfastとは、Break(破る)fast(断食)、断食後に初めてとる食事の意味。夕食と朝食の間隔が長い(断食)ほど体内時計がうまくリセットされます。
4.毎日寝る時間を4-5時間ずつ遅くする
わざと夜更かしをするという治療方法です。入眠時間を遅らせて、夜中に寝ていたリズムを時間をかけて、夜中⇒朝方⇒お昼⇒夕方⇒夜に持ってきちゃおうという逆転の発想!

Wikipediaの説明にもあるように、太陽の光が最も体内時計をリセットする力が強いです。
体内時計のリセットには、太陽の光でなくても、2,500ルクス(光の強さ)以上の光が有効というのが分かっていますので、そうした機器を使うのもとても有効です。

苦しい時は、一度きちんと調べてみよう

寝坊は「自分がダラシないせいだ」と、大音量の目覚まし時計を買ったり、高い枕やマットレスを買ったりと努力をする人が少なく無いですが、根本的な問題はそうしたグッズでは治りません。
まじめな人ほど、そうした努力を重ねてはまた失敗して、精神的に病んでしまうという2次的な病気を引き起こしてしまうことにもつながります。

うつ病などもこうした睡眠障害から発症するケースもあるので、苦しい時は、もしかしたら病気のせいかもしれないと、ちょっと病気のせいにして気を楽にしましょう!
そしてきちんと調べて、ちょっとした事で改善につながることも多いので、一人で悩まず専門家にご相談を!

皆さんの安眠と、より快適な目覚め、そして幸せな毎日を祈っています!!!

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竹田 浩一(睡眠改善インストラクター)

竹田 浩一(睡眠改善インストラクター)

以前は5時就寝。昼12時起床の生活だったが、現在は朝5時起床。夜22時就寝という生活を送る。

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