二度寝は不調の原因だ!朝スッキリ目覚める5つの方法

8月に入りましたね!

お盆休みの連休や学生さんは夏休みの真っ只中!

そんな楽しい休みの朝や、時間にゆとりのある朝には、
ついつい二度寝。なんて方もいるかもしれません。

「二度寝最高!」と、たっぷり二度寝して起きた日。
ですが1日ボーッとしてしまい、何も手につかなかったこともあるはず。

学校や会社がある平日は、しっかり起きるのに・・・・。
休みになると気が緩みがち。

結果、「一日の半分を無駄に過ごしてしまった」とガッカリ感に襲われることもあるのではないでしょうか?

そんな悩み、おさらばしたいですよね!

今回は、

・どうして二度寝をしたくなるの?
・良い二度寝があるの!?
・二度寝をしないための対策法

などなど、毎朝の通勤や学校が始まってからでも活用したい方法をご紹介します!


なぜ、人は二度寝をしたくなるの?


そもそも人が二度寝したくなるのは、睡眠不足が原因。

現代の学生の皆さんは
学校が終わったら、部活、塾、帰って次の日の予習、バイトなど
寝る時間が遅くなっても、眠い目を擦らせながら頑張って続けているはず。

そして、次の日決まった時間にバスや電車に揺られて、自転車を漕いで学校へ行くのです。

そう、生活の中で、自覚していなくても
中々治らない睡眠不足になっているんですね。

こんな頑張り過ぎな行動が、休日に二度寝を長い時間してしまうのです。
二度寝が熟睡になっていませんか?

そのため、体内時計が乱れて睡眠リズムを乱す要因になります。

週末に目覚まし時計をかけないと、平日よりも3時間以上多く寝てしまう。
そんな人は、かなり睡眠不足を抱えている可能性が!

結果、睡眠不足を解消するために二度寝してしまうのは、身体の自然な欲求になってしまうのです。

睡眠時間は削らず、寝た方がベスト!! 


日本人は働きすぎ


日本には、睡眠負債を抱える「睡眠不足症候群」の人が外国に比べて多いというデータがあります。

フランス・アメリカの平均睡眠時間は

フランス:8・7時間
アメリカ:7・5時間

睡眠時間で確保したい7~9時間を確保できているんです。

一方の日本は、6・5時間。

ですが、睡眠時間が6時間未満の人が何と40%もいると言われているのです。

6時間未満は、アメリカでは短時間睡眠とされる数値です。

また、NHKの調査によると
睡眠時間は年々短くなっており、深夜まで覚醒している人も珍しくないそうです。

1960年代には60%以上の人が、午後10時までに寝ていたのに、

2000年ごろから、なんと20%台へ下がってしまっているのです。

日本人は、理想の睡眠時間すら確保できていません。

結果、朝早く起きても二度寝してしまうことになるんですね。


参考文書『スタンフォード式 最高の睡眠』西野精治


スッキリ目覚めるには?


学校や塾が朝早くからある時、
罪悪感が無くても、元々起きた時間が遅く
そこから二度寝をしてしまったら、遅刻になり兼ねません。

また、二度寝をしても、スッキリ目覚めて罪悪感をなくしたい。

そんな夢のような方法があったら嬉しいですよね。

そこで、朝起きて行うと身体が目覚める方法をいくつかご紹介します!

1.太陽の光を浴びる


朝、起きたらまずカーテンを開けて太陽の光を体全体に浴びましょう!

明るい光は睡眠を促すメラトニンの分泌を止める働きがあります。
光が脳へ届くと、次の日の朝にはさらに目覚めやすくなります。

少しの二度寝をするときも、部屋が暗いまま寝てるのはNG。
再び眠ってしまうと身体のリズムがスタートしません。

朝起きられない問題から解消されないのです。

太陽の光を浴びて、脳をスッキリさせましょう。

2.コップ1杯の水を飲む


朝起きたら、すぐにコップ1杯分の水や白湯を飲みましょう。

水を飲む行為は、身体が目覚める刺激を感覚神経に伝えてくれるもの。

眠っている間に失われた水分を補給されます。

同時に、代謝によって生まれた老廃物を一掃してくれる働きを持つんです。

ぜひ、起きたら台所へ行ってみてください。

身体を冷やさず、胃をびっくりさせない白湯は特にオススメです。

3.翌朝の楽しみを作る


前日の夜に、朝起きたら楽しみなことを考えてみましょう。

好きな本を読む、学校で友達とおしゃべりをする。ご飯を食べる。

自分にとって楽しいと思えるものだったら、朝起きるときのモチベーションも上がりますよ。

1日を楽しく、笑顔で過ごすために取り入れてみてください。

4.目覚まし時計の位置をなるべく遠くへ


毎日、自然と決めた時刻に起きられる方は少ないでしょう。

そこで使うのは、目覚ましやアラーム。

大きな音が出るものや2個使いをしている方もいるはずです。

ですが、大事なのは時計の種類ではなく、どこに置くか。

目覚まし時計をセットしても、布団やベッドから手を伸ばすとすぐに届く場所に置いたら、
つい目覚まし時計を切って二度寝をしてしまいます。

オススメは、布団から遠い場所に置く。

アラームを止めるために、歩く行為が必要になり自然と目が覚めます。
人間は、一度何かに関心を持つと、脳の動きが活発になります。

眠気はだんだんと消え始めますよ!

5.朝は足湯で体温を上げる!


朝は体温が低い時間帯。

実は、体温と身体の覚醒リズムはつながっています。

身体の内部の体温「深部体温」は、日中は高く、睡眠中に低くなります。

深部体温が下がると、身体の覚醒の度合いも下がって眠りモードに入ってしまうんですね。

ですが、体温を上げよう!と思っても、朝からお風呂に入る時間は中々ありません。
特に、朝練などがあったら難しいもの。

そこで、足湯がオススメ。

大きめのバケツに、集めのお湯をくるぶしの上まで入れます。
両足をお湯から出した時に、お湯との境目がクッキリ分かるくらいの温度43~45度がベストです。

5~10分ほどで、足首が赤くなってきますよ。

足湯は、
・冷え
・むくみ
・疲労回復
にも効果があるんです。

たとえ起き上がっても、ぼーっとしてしまい行動へ移せない人は
窓際で足湯を行うと、太陽の光も浴びることができ一石二鳥ですね!

まとめ


「一日の半分を無駄に過ごしてしまった」とガッカリ感に襲われる二度寝。

確かに、学校を遅刻してしまった!なんて
学生の皆さんにとっては一大事。

しかし、うまく二度寝を活用すれば、
睡眠の質も生活のリズムも整ってきます。

1.太陽の光を浴びる
2.コップ1杯の水を飲む
3.翌朝の楽しみを作る
4.目覚まし時計の位置をなるべく遠くへ
5.朝は足湯で体温を上げる!

二度寝はもはや習慣です。
最初は大変ですが、正しく起きることを繰り返すことで体内時計は整い、スッキリ起きられるようになります。
一番簡単な方法は、光で起きることなのではないかと思います^^。
つまり、inti4が求められる理由がそこにあるのです。

 
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丸山 晴美(睡眠改善インストラクター)

丸山 晴美(睡眠改善インストラクター)

活動計で毎朝自分の睡眠の質を確認するのが趣味です。

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睡眠改善インストラクター竹田著書

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