ちゃんと十分な睡眠時間は確保している。
でも、朝起きた時に「よく寝た感」が全くない。
むしろ、一日の中で一番疲れている・・・。
こんな風に感じている人は、もしかしたら眠っている間、息が止まっているかもしれません!?
寝た気がしない!起きた時疲れているという人は「睡眠時無呼吸症候群」かも!
睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠1時間あたりの無呼吸回数が5以上、または無呼吸と低呼吸回数の合計が10以上の場合を、睡眠時無呼吸症候群sleep apnea syndrome (SAS)と診断されます。
睡眠時無呼吸症候群は睡眠中の呼吸停止と昼間の眠気が特徴です。 しばしば激しいいびきを伴います。
引用:睡眠時無呼吸症候群 いびき 花粉症 アレルギー性鼻炎なら【久松耳鼻咽喉科医院】 – 土浦いびき・睡眠呼吸障害センター
眠っている時に、無意識に息が止まっている状態になってしまっているのです!
非常に怖いですね。この病気、本人はなかなか自覚できずにいることが非常に多いようです。
そりゃそうですよね。眠っているのですから。。。(汗
あごが小さい人はなりやすい?睡眠時無呼吸症候群の原因と症状
睡眠時無呼吸は、上気道(空気の通り道)が閉塞することにより起こります。閉塞の原因は、首周りの脂肪の沈着、扁桃肥大、アデノイド、気道へ舌が落ち込む、舌が大きい(巨舌症)、鼻が曲がっているなどがあげられます。また、SAS患者さんは肥満している人がほとんどですが、顎が小さい(小顎症)ため、気道がふさがれやすく、SASである方もいらっしゃいます。 ですので、SASの患者さん全員が太っていると思うのは間違いです。
出典:http://www.sleep.or.jp/
睡眠時無呼吸症候群の改善方法4つ
睡眠時無呼吸症候群という病気はなかなか自分では発見しづらい病気です。
一緒に寝ている奥さんに「あなた寝てる時、息してなかったわよ」と指摘され病院に行き発覚するケースが多いです。
一番は睡眠専門の病院に行き、治療を受けるべきですが、ここでは自分でもできる改善方法をお伝えします。
1.横向きに寝る
仰向けに寝ることで、重力により舌が喉を塞いでしまう原因を避けるため、横向きになって眠ることで予防になります。
2.寝酒を控える
寝付きを良くするために、寝る前にアルコールを飲む習慣がある方がいますが、これは逆効果。
寝る前のアルコールは睡眠時無呼吸症候群を悪化させるばかりでなく、睡眠の質そのものを悪くします。
3.肥満解消
睡眠時無呼吸症候群の人に多い肥満。肥満を解消しただけで症状が改善されることもあるようです。
4.鼻呼吸で生活し、鼻呼吸で眠る
いびきの原因となる鼻呼吸。普段から鼻呼吸を心がけて、眠るときは絆創膏などで口を塞ぐと、強制的に鼻呼吸になり楽になります。これ、「楽になるんです」。
大事なことなのでもう一度言います。 楽になります!
口呼吸をしている人は、朝起きた時に喉が異常なほど乾いていたり、口の中がカッサカサだったりします。
これは口臭も作ってしまうし、喉を痛める原因にもなります。
そんな症状に心当たりがある方は、ぜひとも一度お試しあれ。
おすすめ商品:ネルネル(口閉じテープ)
睡眠時無呼吸症候群のご相談は専門の病院に!CPAP
睡眠時無呼吸症候群の傾向があると思われる方は、できればすぐに専門の病院にいって、専門の先生に見てもらいましょう!
CPAP(シーパップ)という専用の医療機器もあり、ホテルのような部屋で一日自分の睡眠をしっかりとチェックしてくれるなど、まるでホテルのような睡眠専門の病院もあります。
「もしかして自分・・・。」と思われる方は、早めにチェックしてみましょう!
竹田 浩一(睡眠改善インストラクター)
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