2014年11月11日ポッキー&プリッツの日の楽天目覚まし時計ランキングの画像です。 このランキングを見ると、一昔前までは目覚まし時計といえば音で起きるというのが主流でしたが、現在は「光」「音」「振動」と様々な手法で目を覚ましてくれます。 今回はそんな最新の目覚まし時計をご紹介していきます。
目覚まし時計の歴史
今でこそ多種多様な目覚まし時計がありますが、その起源は紀元前500年から紀元1世紀に遡ります。 プラトンという哲学者が、「クレプシドラ」と呼ばれる水時計を応用して作りました。 プラトンの目覚まし時計は、夜に水を注ぎ始めると、朝になって容器から溢れた水の力で銅の球がたらいの上に落ち音が鳴るという物だったそうです。
アレキサンドリアの水時計 出典: http://www.tanken.com/tokei.html
しかし、このような目覚まし時計が一般家庭には普及せず 1851年に世界初の目覚まし時計がロンドンの万博でお披露目されるまでは 家の窓を棒で叩いて起こしてくれる「目覚まし屋」という人達が活躍していました。
イギリスの目覚まし屋
2014年最新の目覚まし時計ランキング
1851年の世界初の目覚まし時計から163年後の2014年11月の目覚まし時計ランキング(楽天調べ) をもとに、最新で変わり種な目覚まし時計のご紹介をしていきます。
第1位 光目覚ましオキロー
睡眠と目覚めの質を左右する要素が「光」。人間はもともと日の出とともに起き、日没とともに眠るというサイクルで生活してきましたが、これを司っているのが脳の覚醒を促す「セロトニン」、および眠気をもたらす「メラトニン」という2つのホルモン。セロトニンは朝に強い光を浴びることで分泌され、脳や神経を活発にする一方、14~16時間後に今度はメラトニンを分泌させて睡眠へと導きます。従って、朝起きるときにしっかりと光を浴びることで、快適な目覚めと深い眠りの好循環が生まれるのです。
これに注目したのが、光で起こす目覚まし時計「光目覚ましオキロー」(ムーンムーン株式会社)です。72個のLEDライトと目覚まし時計が一体になったユニークな形状で、セット時間の30分前から徐々にライトが明るくなり、セット時間になると明るさを最大にするとともにアラーム音を鳴らしてくれます。いきなり点灯するのではなく、朝日が昇るイメージで徐々に明るくなるため、人の体にもなじみやすいのがポイント。セロトニンの分泌に必要な明るさは2,500ルクス以上なのに対し、一般的な部屋の蛍光灯は500ルクス程度しかありません。しかし、この「光目覚ましオキロー」は最大13,000ルクスの明るさで、すっきりとした目覚めへと導いてくれるのです。
雨の日でもまだ暗い夜明け前でも、この「光目覚ましオキロー」なら自分の起きたい時間に合わせて、太陽光を浴びるように自然で心地良い目覚めを得ることができます。これも日中の仕事への集中を高め、充実した一日を過ごすためのアイテムとして、見逃せない逸品です。
引用: http://www.myrepi.com/home/formen-lifestyle/article/formen-contents31
第2位 PYXIS (ピクシス) 目覚まし時計 スーパーライデン デジタル 電波時計 大音量
若者から圧倒的な人気を集めている大音量目ざまし時計「ライデン」シリーズ。その中で2001年誕生の「スーパーライデン」は、”朝に弱いお寝坊さんの強力な助っ人”をコンセプトに、非常ベル並みの大音量とそのスタイリッシュなデザインが支持され、ロングヒットを続けています。
●大音量ベル音を搭載の「スーパーライデン」デジタル電波目ざまし時計 大音量ベル音の「スーパーライデン」に、初めて人気のデジタル表示を採用しました。超大型ベルによる迫力の大音量は、電車が通るときのガード下の騒音(約100デシベル)をも上回る音圧です。音量は3段階切替えが可能です。
●インパクトあるデザインと使いやすい機能満載 大音量を一目でイメージできるデザインに、若者に人気のカラーを3色ご用意しました。電波修正機能を備え、さらに温湿度表示、カレンダー表示、鳴りっぱなしの心配のないアラームオートストップ機能(約5分間)など便利な機能を盛りだくさんに搭載した、頼れる目ざまし時計です。
●電波修正機能 電波クロックは時刻情報をのせた標準電波を受信し、自動的に表示時刻を修正するクロックです。 標準電波は、独立行政法人である情報通信研究機構によって、およそ10万年に1秒の誤差といわれる超高精度の「原子時計」をもとに日本標準時として管理・運用されており、福島局(40kHz)と九州局(60kHz) から全国に発信されています。クロックは周波数の違う東西2つの電波のうち、受信できる一方を自動的に選択して受信します。
引用: http://www.seiko-clock.co.jp/news/press/20091023/index.html
第3位 スリープトラッカー
スリープトラッカーの基本的な機能について説明しておこう。スリープトラッカーは、レム睡眠/ノンレム睡眠といった睡眠のサイクルを検知し、最も快適に目覚めやすいタイミングでアラームを鳴らしてくれるという製品だ。例えば朝7時にアラームを設定していたとして、もしそれがちょうど睡眠が深い時刻だった場合、むりやり叩き起こされる形になり、不快感を伴うことになる。「そこそこ長時間寝たはずなのに、あまり寝た気がしない」という、あの不快感だ。
スリープトラッカーでは、朝7時にアラームを設定した場合、その時刻を基準に、最も睡眠が浅くなるタイミング、つまり「限りなく目覚めているのに近い状態」でアラームを鳴らしてくれる。先の例で言うと、時間通りの7時にアラームが鳴るかもしれないし、あるいは20分前の6時40分に鳴る可能性もある(何分前まで許容するかは任意に設定できる。最大値は90分)。眠りが浅いタイミングを検知してアラームを鳴らし、さわやかな目覚めをもたらしてくれるのだ。
引用: http://bizmakoto.jp/bizid/articles/0905/15/news043.html
変わった目覚まし時計
先程ご紹介した目覚まし時計の他にも世の中には変わった目覚まし時計がたくさんあります。 今はスマホアプリを使われている方が多いかもしれませんが、コーヒーを入れてくれたり起きないとお札を裁断してしまう目覚まし時計まであります。
アプリ 快眠サイクル時計
150万ダウンロードを突破している人気の目覚ましアプリ快眠サイクル時計。 寝ている時に、レム睡眠とノンレム睡眠をiPhoneのセンサーで感知して、眠りが浅い時に起こしてくれます。
コーヒーを入れてくれる目覚まし時計
http://japanese.engadget.com/2014/08/04/barisieur/
こちらは発売はまだされていませんが、時間になるとコーヒーを入れてくれる目覚まし時計です。 コーヒーの香りで気持ち良く起こしてくれるようです。 英国の工業デザイナー Josh Renouf氏が開発を続けています。
お札を裁断する目覚まし時計
http://izismile.com/2011/05/24/marvellous_alarm_clock_for_those_who_cant_wake_3_pics.html
設定した時刻になるとセットした紙幣を裁断するという、絶対に起きてしまいそうな目覚まし時計です。
空気が膨らみ起こしてくれる「おこし太郎」
JR東日本の現業機関で実際に使用されている「目覚まし装置」を市販したもの。上野車掌区、盛岡新幹線運輸区など70カ所もの実際に使われているという実績もさることながら、空気枕が膨らんで寝ている人を起こす仕組みと、9万8000円(消費税、送料込み)という目が覚めるような価格で話題になった。 引用: http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0408/27/news026.html
目覚まし時計選びは人生を変える
目覚まし時計は100均で買えるものから10万円近くするものまで機能と価格に幅があります。 しかし、寝坊を繰り返し仕事をクビになったり、プロ野球選手が寝坊をして二軍に降格というニュースなど人生に大きく影響を与えるのが朝の目覚めです。 是非、あなたにあった目覚まし時計が見つかると嬉しいです。
竹田 浩一(睡眠改善インストラクター)
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